2018年1月期ドラマ「隣の家族は青く見える」、始まりましたね。
たくさんの重めのテーマを扱いながらも明るいタッチで見やすいドラマでした。
これは続けて見たい!と正直思いましたね。
そんなドラマのあらすじと感想をたっぷりご紹介します。
隣の家族は青く見える 第1話の感想
お話は深キョン、松山ケンイチの仲いい夫婦がコーポラティブハウスに住んで妊活に励んでいく、という内容になっています。
コーポラティブハウスに住む、他3軒の家族もみんな個性的で、それぞれ事情を抱えていることが描かれていますね。
コーポラティブハウスとは
私はコーポラティブハウスという単語は初めて聞いたのですが、入居者が集まって話し合いをし、自分たちで考えて建設を行う集合住宅のことなんですね。
何でも自分で他家族と話し合って決めるのは大変そうですけどね…
集合住宅なのに自分たちですべて考えられ、自由度が高い、というのがメリットなのかなーと見ていて思いました。
ドラマ中では4家族の部屋の様子も見えましたが、どの家もこれが同じ住宅の中?と思うくらい、部屋のテイストが全く違っていましたよね!
どの家もとってもおしゃれでした。
まあでも、建築家の渉さんがそんな自分たちのお客さんと一緒に住むのってどうなんだろう?それって普通ありえないのでは?とか思いましたが、これはドラマならではの設定ですね(笑)
第1話の感想① 明るいタッチで見やすい
第一話を見てまず思ったのが、妊活という難しいテーマを扱いつつも、とてもまじめに作られたドラマなんだな、ということです。
ドラマ中、何回か妊活に関する知識が画面上にグラフや図で出てきて、とってもわかりやすかったです。
私は子供がいますが、(不妊治療というものはしていないので)知らなかった知識がたくさんありました。
これって、日本人のみんながそうだと思います。
・不妊の場合、半分は男性にも原因の可能性がある
など考えてみればそうだよね、と思えるようなことも、実際言われてみないとわからないことも多いなーと思いました。
学校ではなかなか教えてくれないですもんね。
ドラマ中でも「無知がいらぬ偏見や差別を生む。」と言われていましたが、ほんとその通りだと思いました。
「不妊治療をおこなうことにご夫婦ともに納得しているかが大切」「治療したからと言って必ずしも妊娠するとは限らない」という伊藤かずえさん扮するクリニックの先生のお言葉も心に染みましたね。
誰もかれも、100%成功する!ってわかっていれば頑張れますが、実際はそうではない。
そんなことを理解しつつも、夫婦でどう支えあって不妊治療に向き合っていくか、というのはすごく難しい問題だと思いました。
そして、同性愛も描かれていましたが、いいバランスで表現されていたのかなーと思います。
私は同性愛の漫画、ドラマなど見たことがないのですが、普通に見やすく、でも北村匠海さん&眞島さんがきれいなお顔立ちなのでドキッとしました(笑)
ほんと、北村さんがかわいいのであのカップル&2人だけのシーンがドキドキするのだと思います!
でも「養子をとって家族をつくっていくかどうか」みたいな話の時は核心をついた難しい部分も描かれていると思いました。
男女のカップルなら子供がほしい、という当たり前の欲求が、同性愛の方に関してはなぜそこまでの覚悟をもったことになってしまうのか、という点は確かにそうだよなーと考えさせられましたね。
第1話の感想② 深田恭子がかわいい
でも、深田恭子さんはやっぱりかわいいですね。
なんていうか、全然年齢を感じさせないのでびっくりしました(笑)
明るくて気が利く女性、という感じですし、あんな奥さんがいたら幸せだろうな。
焼き鳥屋の娘の琴ちゃんが授かり婚になることを報告するときも、うまくお義父さんお義母さんをフォローしてたし、
最後のシーンで夫が妊活をするって怖くて自分に自信が持てない、気力がわかないと言ったときも上手に旦那さんがリラックスできるエピソードを話していたしすごい女性だと思いました!
やっぱり旦那さんを立てながら、明るく優しい奥さん、っていうのが最強だなー、私もそういう奥さんを目指したいなーと見ていて思いました(笑)
同じコーポラティブハウスに住む、小宮山さんちの奥様(真飛聖)とは正反対ですね。。
この奥さんも家族みんなの幸せを願ってあんなに口やかましくいろいろ言ってるんだろうけれど、デリカシーがないしそれぞれの立場というのにもう少し配慮があってもいいのに、と思ってしまいました。
第1話の感想③ 細かい表現がニクい
妊活をこれからしていこうか、というとき、妻の深田恭子はこれから禁酒しようとしているのに夫の松山ケンイチだけが「俺はお酒我慢しなくていい?」となる点とか、夫婦の温度差も細かく何か所もで描かれていましたね。
なんていうか、まだ男性の方が妊活のことを自分のこととしてとらえきれていないばかりか、ちょっとまだ精神的に幼いのかな、という描かれ方でしたね。
不妊検査をして、自分には今のところ問題がない、と知って「やったーよかったー」とばかりに安堵する様子とかもそうですね。
あと、全然別のことになりますが、夫婦の新しいお家にかわいい木製のすべり台が設計してあるところなど、子供を待ち望んでいるという演出なんだなーと思いました。
何回も登場する、松山ケンイチ働く会社のキャラ?の亀さんも可愛い♪
第1話の感想④ 夫婦関係がいい
私としては一番印象に残ったのが、やっぱり最後のシーンの、これから不妊治療にあたり、タイミングをとって検査をしようかというところの2人のエピソードですね。
検査を前に、となると「自分の機能がテストされるかと思うとなんだかな」
「不具合見つかると思うと怖い」などと言う松山ケンイチ扮する大器。
意外と女性よりも男性の方がそういうところありますよね。
女性はなんていうか目的のためには肝が据わっているというか、目的のためにはある程度割り切っていろいろできるってところがあると思うのですが、
男性の方がそういうところ、繊細なんだろうな、と私も思います。
でもそういう弱さを支えあっていけるのもまた夫婦性格ちがっているからいいところで。
ここで深田恭子演じる奈々がうまく「この人と結婚したいと思った」エピソードを話したのがまた良かったです。
この、「いいレストランで隣のテーブルの夫婦の赤ちゃんが泣いちゃって、夫婦交代で赤ちゃんをあやしに出るから料理がテーブルいっぱいになっちゃって」のところで
私なぜだか泣いちゃいました(笑)
なんていうか、共感できるエピソードでしたね。
ちょっとおいしいもの食べようと思っただけなのに、全然落ち着いて食べられないし周りには頭下げないとだし・・・子育てってある意味孤独だ、っていう心の焦りみたいなのが私もフラッシュバックしてきちゃいました。
我が家は子連れで素敵なお店なんていったことはないですが(笑)
でも、そんな状況でうまく場の雰囲気を和まし、赤ちゃんが泣く夫婦をフォローした大器は本当に素敵な男性ですよね。
赤ちゃんが泣き止んでにっこり笑う赤ちゃんに、またにっこりする深キョンもかわいかった♪
そして深田恭子が「この人と結婚したら幸せだろうなって思った」って言ったときの松ケンの笑顔がほんわか優しかったのが素敵でしたね。
松山ケンイチさんってプライベートでは3人のパパですもんね。
大器がそこでそんなの初めて聞いたかも、みたいなことを言って、そこで奈々が
だって初めて言ったもんね みたいなことを言うのも 夫婦をよく表してるなーと思いました。
付き合ってるだけのときってお互い雰囲気で付き合えますし、それでも好き同士なのでいいのですが、夫婦でどんな場面も経験して進んでいこうと思うと
お互い建て前だけじゃ生きていけない、本心かくしたままじゃ次の段階に行けないみたいなところってありますよね。
こうやってひとつひとつ初めて言うことができていって、夫婦はもっと夫婦になるんじゃないかなーと見ていて思いました!
隣の家族は青く見える の主題歌はミスチル
そして、このドラマ、主題歌はミスチルなんですね。
「here comes my love」という曲です。
久しぶりにMr.Childrenの曲を聴きましたが胸にしみました。
まだ歌詞もメロディーも私理解できていませんが、物語のラストで聞くとグッときましたね。
隣の家族は青く見える 第1話の感想まとめ
いかがだったでしょうか。
第一話を見てみて、いろんな家族の人間模様が見られる、面白いドラマだな、と思いました。
どうしても人間、他人はどうしているのか気になる、他人はもっと幸せなんじゃないかとねたんでしまうっていうところがあると思うんですが。
私はめっちゃあります!!(笑)
でも価値観いろいろでみんな自分たち夫婦のベストを模索してるんだよなーっていうことを考えさせられたドラマでした。
第2話1/25(木)にも期待です!!