隣の家族は青く見える第6話はちょっとシリアスなシーンが多かった
印象です。
笑える要素が少なかったかなーと。がやはり引き込まれました。
ちひろカップルが亮太と暮らしだしたり、わたさくカップルに動きがあったり。
今回も目が離せない展開について感想をまとめていきます。
過去の感想もこちらで書いていますよ↓
⇒隣の家族は青く見える 第1話感想と主題歌 テーマは重いけれど見やすい良作
⇒隣の家族は青く見える 第2話感想 奈々&大器の妊活奮闘と朔のピュアさが際立つ
⇒隣の家族は青く見える 3話感想 不妊治療の大変さ&夫婦の絆につい涙
⇒隣の家族は青く見える 4話感想 朔&渉の関係に変化!?副音声のファンサービスも
⇒隣の家族は青く見える 5話感想 朔の重大な秘密が気になる&琴ちゃん出産で泣いた
隣の家族は青く見える 第6話の感想
第6話は琴ちゃんたちがお宮参りに行って帰りに奈々ちゃん&大器の家によるところから始まります。
赤ちゃんを抱っこさせてもらって涙ぐむ奈々にお義母さんは「いいから今すぐ屋上を見たい!」と大樹に連れていかせ、2人で話すところが優しい。
屋上にて話す大器&お母さん
っていうかあんな立派な屋上があるんですね。
ここのコーポラティブハウスどんだけ豪華なんだ。
東京であんな物件だと1億近いかも?なんていいお値段がするのではないでしょうか。
なんて下世話な話は置いておきまして。。
そっか、もう人工授精も4回目なんですね。
前回はまだ1回目がうまくいかなかったところが描かれていましたが、もうあれから3か月もたったのか…と思うと物語の中の時の流れ早し。
3うまくいかないなんて(その後4回目もだめだったことがわかる)ほんとしんどいですよね。
大器も夫としてもっとどうサポートできるのかなーって悩んでいるんですね。
これまではほんと、理解があって妊活にも積極的ないい旦那さん!で描かれていましたが大器もいい旦那さん、っていうだけじゃ奈々をサポートできなくなってきてるのかな、って思いました。
うーん、私としては傍目からの印象ですが、奈々ちゃんがいい子過ぎるんだよ。。って思っちゃいます。
奈々の純真な性格からして、マイナスの感情を出したり、っていうのはしにくいのかもしれませんが。。
そこを大器がもっと「自分の前ではもっと辛いとか、周りの人は無神経でイライラするとかちゃんと感情を出してほしい」ってもっと伝えてあげてもいいんじゃないかなーと勝手に見ていて思いました。
前に3話かな?いいこともわるいところもあるのが人間ですよ、って大器言ってましたよね。
琴ちゃんの胎動を喜べなかった、と泣いてる奈々に対して。
もっともっとそういう人間の黒い感情の部分(琴ちゃんの胎動を喜べなかったなんて、全然黒くもないですが)を夫婦で吐き出して、でもこんなこと言えるのはここだけだしね、みたいに吐き出してすっきりさせてストレスなく毎日を送ってほしいと願っちゃいます。
渉&朔カップルにも変化が
「わたるんが忙しそうだからごはん作ろうと思って。」とごはん作ったりアイロンがけしたり頑張る渉。
いやーでも、アイロンがけ失敗しすぎだろうと突っ込みを入れたくなりました(笑)
「苦手なことやしなくていい」
ってわたるん優しすぎるわ。。
私だったらアイロンがけと簡単な料理くらい作ってほしい、って思っちゃいますね。
渉さんにふさわしくなれるようにって朔なりに頑張ろうと思っているんですよね。
でもこれは明らかに前回ルミさんが「あなたは広瀬君にはふさわしくない」って言われたことを意識してますね。
高校認定試験も受けようとしてたり。
朔ってこれまで自由奔放で自分の軸をぶらさないところがすごいあったのに、今回ばかりはぶれているというか、よっぽどルミさんの言葉に思うことがあったんでしょうね。
わたさくカップルのケンカ
そして渉の実家に帰ったときにまた新たな火種が生まれてしまいますね。
お母さんに「ただでさえ婚期逃しているのにお母さん孫の顔も見ずに死ぬなんて嫌ですからね。」って言われる渉。
確かに親としてはその考えもごもっともだろうな、と思います。
この考えは誰にも否定できるものではないかもしれません。
私も自分の子どもには結婚してほしいな、いい奥さん見つけてほしいな、って当たり前に思ってしまう。
でもそれがゲイカップルの場合は追い詰めることになってしまうわけですね。
何年たっても孫が見られる可能性がない、というのを言った方がいいって言う朔。
でも言わない方がいいと判断していると言う渉。
ここも難しい問題ですよね。
こういうのって、相手が本当のことを知ってしまったら傷つく場合もあるかもしれないですし、渉は「言わないやさしさ」の方がより相手のためになるって判断してのことなんでしょうが。
でもこの件で2人はケンカしてしまいます。
でもそのせいで朔が渉のもとに帰らず行った先が奈々ちゃんのお家!
こんなこともコーポラティブハウスだからできるんですかね。
ケンカしたからって普通は誰かの家に行ったりできませんし。。
奈々&朔のこういう関係、うらやましいなと思っちゃいました。
婚姻届けの意味
ケンカから仲直りする2人のシーンを見てても、やっぱり渉が朔のこと大好きなんだなーっていうのが伝わってきてきゅんとなりました。
というか、こういうシーンを見ていると照れちゃってちょっと直視ができません。
主人が隣でご飯食べてたのでどんな顔して見てたらいいんだろう、、と思いながら見てました。
ゲイカップルには婚姻届けがないから何も拘束するものがない、って不安を渉に打ち明けた朔。
そして不安なのは朔だけじゃないからって言う渉。
自分たちならではの安定を得るために、「ケンカしても電話には出る」など二人のルールを決めた二人が合理的だなーって思っちゃいました。
そっか、婚姻届・離婚届って単に紙きれだと思っていたけど、段階を踏んだ手続きが必要なことに意味があるんだな、ってすごく納得させられました。
亮太がやってきてぎくしゃく?
そして亮司&ちひろカップルも亮太くんがやってきてから生活が激変しましたね。
やっぱり二人は別れることにせずちひろも頑張って亮太君を受け入れようとしている。
「わたしお母さんじゃないから心の中で思っていることはわからないから言ってね」って優しいですよね。
そして亮司も「俺と別れないでいてくれたこと心から感謝してる。子どもは作らない約素だったのに亮太を受け入れてくれたことも。自宅で仕事するようにしてくれたことも」
ってちひろに感謝してます。
亮太君にデレデレなのは描かれてますが、こうやってちゃんとパートナーに感謝を伝えられるのはさすがだな、っておもっちゃいます。
というかこの2人、2人ともやっぱりすごくいい人なんだからこうやって亮太君との新しい生活でもちょっとずつ慣れて前に進んでいけるんじゃないかと思います。
亮太君もちひろに冷たい態度とったりしますが、お母さんの生きてる時の音声をスマホで聞いて涙するシーンも。
やっぱりまだ小さいし、簡単にお母さんをなくした悲しみは消えないし、辛いんだな、ってほろりとしました。
小宮山家の問題も
そしてお次は優香ちゃんが隠れてダンスしてる問題が継続中の小宮山家。
模試の結果で優香ちゃんの結果下がってるって言われて焦る小宮山家奥様。
塾は塾を受けるコマ数をあげろって言うけどそれに乗って成績上げさせようとする小宮山の奥さん、安易だなって思っちゃいます。
子どもに向き合えていないですよね。
そして旦那さんが「やっとやりたい仕事が見つかった」って聞いて大喜びできちんと話を聞こうともしないのがだめですね。。
後でそのやりたいことがボランティアの仕事??ってわかったらキレてしまうのが目に浮かびます。
4度目もだめだった奈々が切ない
トイレからがっかりして出てきて後ろ手でドア閉めるシーンだけで、もう何意味してるかわかってきちゃう奈々。
4回目も妊娠していなかった、ってそれはそんな顔になりますよね。
そしてそこに追い打ちをかけるように「奈々ちゃんやる気ないならやめてもらっていいんだよ」、って言う仕事の上司。この言葉結構きついですよね。
私もやめてもらっていいとは言われたことないですが「やる気ないね」って言われたことあるので気持ちわかります。。
自分としてはやる気ないわけじゃなかったんだけど、「周りの出来る人たちについていけないだけなんですー」って言いたかった、私の時は。。
しかも奈々ちゃん、同僚が妊娠したからサポートしてあげて、って言われる展開。
これはきつすぎますね。
私も妊活頑張ってるのに、って奈々も思っていることでしょう。
こういった場合、特に上司が男性だと妊活しているので考慮してほしい、とかも言いにくいし大変ですよね。
不妊治療と両立できずに仕事をやめた、という人をよく聞きます。
琴ちゃんと母親のやりとり
そして今回の号泣ポイントはこちら。
琴ちゃんが初めての育児で焦ってわーってなってしまって、「赤ちゃん欲しくなかったよ」なんていうから、母親である高畑淳子がぴしゃっとたたいて言います。
「世の中には赤ちゃん欲しくてもできない人だっていんのよ
あんたのその言葉はどれだけ残酷で無神経か。謝んなさい。そして真奈にも謝んなさい。」
ここ、泣きますね。
今書いててもうるってなりました。
高畑さんはやっぱり演技うますぎてみてて圧倒されます。
そしてそんなお母さんの言葉に真奈も「奈々も赤ちゃんが欲しくてもできない人」だってことを察したのではないでしょうか。
一瞬奈々の方をちらっと見てうつむくシーンがありましたね。
琴音ちゃんのまだ赤ちゃんほしくなかった、って気持ちもなんかわかりますけどね。
まだ若いし、遊びたいこともいっぱいあるけれどって気持ちもあったんだと思います。
そしてそのあとの高畑さんと奈々のシーンがよかったですね。
「そりゃ奈々ちゃんと大樹の子どもができたら嬉しいっておもった。
あんたたちが幸せにくらしてんならそれでいいのよ。
プレッシャーかけるようなこと言ってごめんね。
私たちのために頑張ろうなんて思わないでね」って言われてすみません、すみませんって言う奈々。
大器ママも最初はデリカシーない人だな、って思ってましたが事情がわかればこんなにも温かい。。と思ってめっちゃ泣いてしまいました。
孫を見たい、と思っていたのも親として普通に子供の幸せを願ってのことだと思いますし、知らなかったとはいえプレッシャーかけてごめん、ってきちんと謝れるのがほんとすごいと思います。
「そしてあなたたちが幸せに暮らしてるならそれでいいのよ」ってことば。
4話かな?奈々のお母さんがやってきたときも、「親は子供の悲しむ姿を見たくないのよ」ってことばが思い出されます。
親ってみんな同じことを願ってるんだな、とまたほろり。
この話はみんな、いい人ばかりが出てくるな、っていつも思います♪
奈々もまだ子供には恵まれていないけど、家族がいい人ばかりで、そういう意味ですごく恵まれていますよね。
6話感想まとめ
こうやってみると、6話は暗めの展開が多かったかなーと思います。
特に大器&奈々のほっこりポイントが今回は少なかった気が。
「いつか必ず授かれるならいくらでも努力するしいくらでも頑張れるのにな
まるで終わりの見えない迷路だよね。」
って切ない奈々の言葉。
こうすれば絶対大丈夫、絶対うまくいく、の保証がないからみんな苦しんでるんですよね。。
不妊治療はある種の賭けだって聞いたこともあります。
もう物語も後半戦ですがドラマ的ハッピーエンドのベタな終わり方でいいから、早く奈々ちゃんのところに子供が来てほしい、って思ってしまいます。
7話は最後の大器の浮気?疑惑も気になりますね。
また1週間が長いですが私も頑張りたいと思います。
今回の放送を見逃した方もフジテレビオンデマンドで過去放送を見られますよ。
1ヶ月間無料キャンペーンもやっています。
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過去の回の感想はこちらです↓
⇒隣の家族は青く見える 第1話感想と主題歌 テーマは重いけれど見やすい良作
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