2018年1月期ドラマ「隣の家族は青く見える」第二話も期待通り面白かったです。
今回も各登場人物に動きがあり、目が離せませんよー!特に注目したのは奈々&大器の妊活奮闘ぶりと朔のピュアな性格ですかね。
第2話の感想を書いていきます。
第1話の感想はこちらです。
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隣の家族は青く見える 第2話の感想
今回は大器(松山ケンイチ)&奈々(深田恭子)夫婦が早速妊活に奮闘するシーンを中心に描かれていましたね。
そっか、妊活ってこういう事情があるんだ、と初めて知った点もいくつかありました。
サクちゃんと渉さんのカップルについて
朔(北村匠海)と渉(眞島秀和)さんのカップルについても、冒頭からまた描かれています。
奈々(深田恭子)に気軽に話しかける朔(北村匠海)と、住人に勝手に話しかけることを怒る渉(眞島秀和)。
自分がゲイであることを言っていないんだから、渉(眞島秀和)が怒る気持ちもほんと、ごもっともだと思うのですが朔はピュアな感じであんまり真に受けていないですね。
「じゃあ俺は一生誰とも会わないようにこの家に隠れてればいいわけね」っていう朔のセリフが、同性愛者の方の社会でのあり方に疑問を投げかけられているようでドキッとしました。
でも、第2話最後に朔ちゃんが「んっ」とキスをねだるシーン!
毎回ドキドキポイントを作ってこられますね!
2回目だからもう見るの大丈夫だよーって思っていたけど、話の流れ的に絶対コーポラティブハウスの住人に見られるだろうことが予感できたから「そんなことしちゃだめー!」ってめっちゃどきどきしてしまいました(笑)
朔ちゃんがピュアすぎて、それに翻弄される渉が、いい大人なのにーって感じでまたいいですね!
奈々と大器の妊活について
2人の妊活についてはお互い努力して妊活をしているのが伝わってきましたね。
大器もちょっとずつ協力的になってきた気がするし、妊娠していなくてがっかりする奈々を笑わせたり、やっぱりいい旦那さんだなーと思いました。
夫婦って大変なことがあっても、二人でどんなくだらないことでもいいから笑えたら頑張れる、ってところがありますよね。
理想の夫婦だと思いました♪
そして、やっぱり奈々の「素敵な奥さん」ぶりよ・・・
憧れます!
妊活のためにスタミナメニューを作ったり、旦那様のためにかわいいランジェリー姿を披露したり、すごくかわいい奥さんですよね。
ほんと、今回の「行ってらっしゃい!」と旦那さんを朝お見送りするシーンとランジェリーで出迎えるシーンは深キョンかわいすぎるとなりました。
これは夫婦仲がうまくいっていない小宮山さん夫からしたら超うらやましい夫婦ですよね…
あらためてわかった妊活の大変さ
今回も妊活の大変さがよくわかった回でした。
今回知ってびっくりしたのが、「不妊で悩む人の多くが原因不明の不妊」だということです。
いろいろ検査とかあるし、何か「これが原因」というのがしっかり特定できるものなんだと思っていました。
原因さえわかればそれをつぶしていくだけですけど、原因もわからないのなら、本当に暗いトンネルを走っているような感覚になりますよね。
そういったところにも不妊の厳しさというのがあるのだとよくわかりました。
また、病院でも何か検査があったり、今回妊娠していない、とわかるたびに
「次はいつがベストの時期です。タイミングとっていきましょう」と指導があるけれど、毎回毎回言われるんだなーというのもわかりました。
しっかりタイミングをとることで妊娠の可能性が上がることはよくわかるけれど、これをいつまで続ければ報われるの?って毎度思ってしまいますね。
また、「この日にタイミングを取りたいから早く帰ってきて」と言われると気分がなえてしまう男性の気持ちもよく描かれていました。
このチャンスを逃すと次は1か月後、と思うと本当に毎回限られたチャンスなんですよね。
でもそれが義務みたいになったり、「なんとしても成功させなければ」となるとしんどくなってきますよね。
朔ちゃんの言葉にドキッとさせられる
朔ちゃんはいつも核心をついたこと、さらっと言いますよねー。
今回は不妊治療の造影検査が怖いと悩んでいる奈々に
咲きたいって気持ちが強いんだろうね。
だから負けずに咲く」
「奈々ちゃんがくじけそうになってることの先にも希望ある?
あれば人間も頑張れる」
朔ちゃんは他人の事情に深入りせずともいいこと言いますよね。
くじけそうなことがあったとしても、希望があるから頑張れる。
単純なことを言っているようで、朔ちゃんみたいなピュアな子にじっと見つめられながら言われたら、ほんと、ハッとします。
橋本マナミ扮する渉の同僚が渉のことが好き、って見抜くのもそうだし、人の心を繊細に読める人なんですね。
あのクリスマスローズなどのお花は朔ちゃんが育ててるんでしょうか。
ダジャレじゃありませんが、「朔」ちゃんは「咲く」の暗喩も込められているのかなーとぼんやり考えていました。
不妊治療中の周囲の何気ない言葉について
つわりで苦しむ琴ちゃん(奈々の義妹)が「妊娠なんてするんじゃないかった」っていうシーンもありましたね。
子供が欲しくてもまだの人にとっては、すごく聞き捨てならない言葉です。
悪気なく言われてるこんな一言が、治療中は辛いんだな、とよくわかりました。
でも、そんな娘に「馬鹿な事言うんじゃないの」っていう高畑淳子さん扮するお母さん、あったかい家族だなーと思いました。
そういうフォローの言葉が適宜あるからこのドラマってこれだけ重いテーマ、デリケートなテーマでも救われる部分があるのかな、と。
亮司の子どもとの関係性の変化
亮司(平山浩行)にも大きな動きがありましたね。
急死した元妻との子どもも心を開いてくれるようになって、一緒に遊ぶシーンではお父さんに笑顔を見せるのが「よかったよかった」という感じです。
でも、子供を引き取る、っていう展開は前回からなんとなく読めていたけれど、それを今の恋人(高橋メアリージュン)は認められるのかなー?とこの先が読めません。。
隣の家族は青く見える 第2話で特に印象に残った言葉
今回の第二話で特に記憶に残ったのは高橋メアリージュンの「子供を産んでない女性も育休などで休んでいる女性の仕事の穴を埋めてる。子供を産む以外の方法で貢献している」という感じのセリフですね。
私は育児休暇をとらせてもらった立場ですし、子供を持ちながら仕事ができているのは周りのフォローのおかげだとよくわかっているつもりですが、
そうか、育児休暇の穴を埋めているということは子供を産んでいない人(そういうともちろん男性もですが)も広い意味で一緒に子供を育てる、っていうことをしてくださっているんだな、ということです。
小さい子供がいて、お休みをもらう立場だと「私はこんなに時間がないなか、会社にいる時間でできるだけ急いで仕事してるのにお給料は時短勤務分しか支払われない」
など不満な点ばかり目につくこともあるのですが、やっぱり社会全体に子供は育ててもらっているのだなー、それを忘れずに毎日過ごさないとな、と思った次第です。
隣の家族は青く見える 第2話の感想まとめ
いかがだったでしょうか。
各家族の問題がより浮き彫りにされてきた第2話でした。
でも、今回も面白くてあっという間の1時間でしたよね。
ここからの1週間がまた長いですが、来週を楽しみに待ちたいと思います!