隣の家族は青く見える第五話も面白くてあっという間でしたね。
今回は小宮山家の問題が深堀されたり、朔ちゃんの意外な過去も出てきます。
琴音ちゃんの出産後の奈々ちゃんのシーンも感動的で…!
やっぱり泣きポイントが毎回ありますね!
今回も感想をまとめていきます。
過去の感想もこちらで書いていますよ↓
⇒隣の家族は青く見える 第1話感想と主題歌 テーマは重いけれど見やすい良作
⇒隣の家族は青く見える 第2話感想 奈々&大器の妊活奮闘と朔のピュアさが際立つ
⇒隣の家族は青く見える 3話感想 不妊治療の大変さ&夫婦の絆につい涙
⇒隣の家族は青く見える 4話感想 朔&渉の関係に変化!?副音声のファンサービスも
隣の家族は青く見える 第5話の感想
小宮山家の問題が明らかに
今回は冒頭で小宮山さんちの問題がいろいろ明らかになってきましたね。
主婦友達とおしゃれなテーブルセッティングして写真撮影?
「社宅の頃も大変だったけど、今のコーポラティブハウスにはいろんな人が住んでて耐えられない」なんて愚痴を言っているけど、いったい誰に言ってる想定なんだ?と違和感があったのですが、なんと集まっている主婦友達は全員リア充代行サービスの方たち。
そしてインスタに載せていたヴィトン?の高級そうなバッグも月ぎめのレンタル品だということがわかりました。
リア充代行サービスなんて、見栄を張るためだけに数万円以上、していましたよ!
みんな撮影だけ終わったらさっさと帰って、そしてお金だけ支払うなんてむなしくならないのかなーと見ていて悲しくなりました。
業者の言葉、「新しいインスタ映えグッズも続々入荷していますのでまたのご利用お待ちしております」、ってなんだか萎える言葉ですね。。
いったい誰に見栄を張るためのインスタグラムなんだろう?って思っちゃいましたね。
ただでさえ今旦那さんが失業していて大変なのに、見栄を張る暇があったらパートでもなんでもできるのでは~と思ってしまいます。
小宮山家はワンオペ育児だった?
でも、そのあと優香ちゃんが塾前に行方不明になった?事件について夫婦でもめて話しているときに、小宮山奥さんは「今まで10年間ずっと私1人に育児させておいて、今更子育てに口出ししてこないで」って言っていましたね。
確かに、小宮山旦那さんは商社勤めが忙しく、単身赴任も数年単位でしていたみたいなので奥さんも1人で何から何までやって大変だった過去があるのかも。
そんな中で、自分の頑張りを認めてくれるのはSNSのような赤の他人だけだった可能性がありますね。
でもなー、旦那さんも家族のために頑張って10年間働いてきたわけだし、旦那さんだって子供とできれば触れ合いたかっただろうし、「今は時間あるからこれから2人で育児しよう」とはならないのが悲しいですね。
小宮山家奥さんは全然旦那さんの言い分を聞こうともしないのが気になるな。
早く平日1日中外に行かせて仕事のフリさせるのやめて、家族でゆっくり、今だけの時間を過ごせばいいのに、虚栄心が邪魔をしているのが辛いですね。
小宮山パパの性格はあまりこれまで描かれてこなかった気がしますが、
「パパは優香くらいのとき何も得意なことがなくって勉強くらいしかやってこなかった。ダンスも塾も両方がんばれ」、っていいお父さんですね。
小宮山家にも重大な過去の秘密が?
また、「昔あんなことがあったくらいなのに誘拐みたいな真似するなんて」って、奥さんが意味深に言うシーンがありますがあんなことって何でしょうね。
小宮山さん奥さんが神経質になったようなきっかけとなるような問題が過去にあるのでしょうか。
人工授精について
今回は人工授精にチャレンジする様子も描かれていました。
子供のことで休んでいる人も多いわけだから、「人工授精してから会社行きます」、なんて言える社会になったらいいよね。、と言う大器(松山ケンイチ)
確かにそうですよね。
子供がいると仕方がないので大手を振って休める、というところがありますが、不妊治療はそんなこと言いにくい雰囲気。
共に不妊治療も、子供の体調不良のお世話も子供のためを思ってやっていることなんだから大変なときはお互い様、ってできる社会がいいな、と思います。
じゃないと「子供がいる人ばっかりが得で悲しい」って思っている不妊治療中の人もたくさんいるんだろうな、と考えさせられました。
人工授精は旦那さんの協力も不可欠
人工授精って私は知らなかったのですが、人工的に受精させる、ということなので旦那さんの協力も不可欠なんですね。
平日の仕事がある日にチャレンジするのは大変だな、と見ていて思いました。
しかも直前にならないと「いつ人工授精にチャレンジすべきか」というベストのタイミングは見えないんですね!
これってみんなあんまり知らないと思います。
これは奥さんが仕事しながら、はほんときついなって見ていて思いました。
仕事を休む調整するだけでストレスがたまりそうです。
でも不妊治療するのにお金はかかるから仕事をやめるっていう選択肢はしにくいし…
両立は本当に難しいですね。
でも下着をふんどしに変えてベストの人工授精をできるように、って自主的に努力する大器がさすがと思いました。
第四話では人工授精はちょっと、って言っていたのに奥さんをうまくリードしながら人工授精にチャレンジしていて、ほんとなんていい旦那さん!
個人的には人工授精にチャレンジした夜に奈々(深田恭子)を寝ながら抱きしめて、「今日着床するかもしれないからこうしてたいな、と思って」って言うのが素敵だなと思いました。
ほんと、人工授精っていう方法はとっているけど二人の大切な子供ができる瞬間であることは変わりがないから寄り添ってその時間を大切にしたいっていう大器の気持ちが見られていい旦那さん過ぎると思いました。
このドラマ、ほんと全国の中学校高校でみんな見た方がいいと思います!
そうすればいろんな認識がみんな変わってくるのにな、と。
朔の過去の秘密も明かされる?
そして今回大きかったのがるみさん(橋本マナミさん)が朔ちゃん(北村匠海)の過去を暴いてバイト先に乗り込んできたーってところです。
朔は最初に渉と出会ったバーでバイトしてるんですね。
探偵事務所の調査書を見せるるみ。
児童養護施設という文字が。
「複雑な生い立ちなのね」、ってるみは言いますが、ほっといてくれって感じですよね。
そして朔はるみに4話で出てきた、「ここはゲイカップルの家」という張り紙について、「なぜあんな張り紙をしたのか?ってことを問い詰めます。
るみが犯人ってわかってたんですね。
私の前回の予想も当たってました(それ以外に犯人と思しき人もいなかったので当てるも何も、って感じかもしれませんが)。
朔を責めるるみ
「彼って真面目で完璧主義者だけどわきが甘い、そういうところも好きだけどそういういうところにつけこむ人が許せない」、っていうのがるみの言い分。
許さない、とかいったいあなたは渉(眞島秀和)さんの何なんだ!?って突っ込みを入れたくなっちゃいます。
大体あなたが決めることじゃないし、ゲイのセクシュアリティは変えられるものではないのに何がしたいんだ?って感じですよね。
でも、朔は親の顔を知らない、という生い立ちもわかりました。
だからいろいろ達観してるというか物事の本質を見ているというか、辛い経験を人一倍して精神年齢が高いんだ、って少し謎が解けました。
朔の過去の秘密が気になる
「いろんな男性のところに転がりこんでたって」るみに指摘されても、渉にも話してるって言う朔に、「広瀬君のところに転がり込んだ理由も話した?」と言われて顔が曇る朔。
2人の間に大きな秘密はなさそうだって思っていたけど、朔は基本オープンだから何でも話していそうって思っていたけど、重大な秘密を隠しているのかも?って思うとすごく気になります。
しかもその秘密の内容が全く想像つかないので困ります、早く教えてほしいーって気になっちゃいますね。
琴音ちゃんの出産&その後のシーンが感動
そして琴音ちゃんが緊急で出産するシーン。
前回の予告でも「破水で生まれそう」ってなって奈々ちゃんが付き添うシーンが描かれていて、「なんで義姉の奈々ちゃんが?」って思ってたんですが、緊急事態で奈々に助けを求めたんですね。
義理のお姉さんなのに頼られるなんて奈々ちゃんは信頼されていますね。
そして、五十嵐家のお母さんお父さんたちがみんなはっぴ着て病院に駆けつけるのが面白すぎます。
でも奈々も赤ちゃん今回人工授精にチャレンジしたにも関わらず子供ができていなかったってわかった直後なのに気丈に琴ちゃんを励まして、さすがですね。
赤ちゃんが生まれる瞬間に立ち会えてほんとによかったですって言う奈々は完璧。
私だったら絶対こんな風にはできないなあ、と思います。
なんかいい奥さん像っていっぱいあるけど、今は奈々ちゃんみたいな奥さんを私は目指したい!ってやる気になっています。
そのあとの落ち込む琴ちゃんを励ますシーンも秀逸ですよ。
病室で琴音ちゃんを励ます奈々
帝王切開で緊急出産になって「私が妊娠出産を軽く考えてたせいで赤ちゃんを早く産んじゃった」って落ち込む琴音。
でも、そんな彼女を励ます奈々は強いですね。
「小さい頃は大人になったら誰でもお母さんになれるって思ってたけど。
お腹に赤ちゃんが宿ることも、生まれてくることもすくすく成長することも当たり前に見えてるけどほんとは1つ1つが奇跡だって。
琴ちゃんは今日その軌跡を1つ起こしたんだから自信持ってほしいな。
琴ちゃんは頑張ったよ」
っていう奈々さん最高。
今回はこのシーンでめっちゃ泣いてしまいました。
そうですよね。ほんと当たり前の毎日って思いがちなんですがすべては奇跡なんだって、改めて思いました。
私なんかは子供もいますが子供がいうこと聞かずについ怒ってしまったり。
でも、毎日元気でいてくれてて、言うこと聞かなくなっていくって成長も1個1個が奇跡なんだよね、って思うと泣けてきます。
そんな素敵な奈々ちゃんのところにも子供が来てほしいな。
そして大器ママもこの会話をこっそり聞いて悟ったんですね。
不妊を打ち明けられる大器母
「奈々ちゃん子供のことで辛い思いしてる?」って大器に聞きます。
そして不妊治療していることを打ち明ける大器。
そしてそれを聞いてのどを詰まらせる大器ママも優しいな。
普段ずけずけ「長男夫婦にはまだ子供いないのよ~」とか言ったり、子宝グッズを授けたり、デリカシーないというかあの年代の女性特有のものかもしれないけれど、そんな人がはっと我に返って「悪いことした」って言うシーンもジンときました。
親としても大器の子ども見たかった気持ちが先行してただけで、子供ができないって事情を知らなかっただけなんだよね、って思いました。
事情がわかれば話は通じる。いいお母さんなんだと思いました。
次回の予告でも琴ちゃんがまた、「子供なんて産みたくなかったよ」みたいな?(よく聞こえませんが)ことを言うシーンがありますが、そこで「あんた何言うの!」みたいにお母さんがぴしゃりと打つシーンがあります。
それはこの大器・奈々の事情を受けてのことなんでしょうね。
前向きな奈々
そして病院から帰る奈々&大器。
子供できていないのわかってすぐのところから琴音の出産立ち合い大変だったでしょ、大丈夫?と気遣う大器。
でもそれに「やっぱり子供欲しいってわかったからよかった」って答える奈々。
強いな。
そして「必要以上にうらやましがるのもやめた。これからは妊娠できないんじゃなく、まだ妊娠してない、って思うようにする」って言う奈々。
さすがです。
新しく人工授精にチャレンジしたのにそれがダメだったら誰だって落ち込むし、また希望がたたれたような気分になりそうなのに、「まだ妊娠してないだけ」って考え方ができるのがすごいですよね。
妊娠などに限らず、かなえたい夢がかなってない、自分はもうダメな気がするって思っても「まだここは途中経過。まだ達成してないだけ」って思えるかどうかで人生少しでも苦しまずに生きれるのかな、ってふと思いました。
いつも気づきをもらえるドラマです。
でも奈々ちゃんはいつもいい子すぎて、いつか心が折れないか、それだけが心配です。
隣の家族は青く見える 第5話の感想まとめ
いかがだったでしょうか。
上記にまとめられませんでしたが、最後亮司とちひろのところに亮太くんもいきなり来て、さらに物語が展開!という感じでしたね。
ちひろは出ていくとしていたのに、どさくさにまぎれて一緒に住む、ってなるようですね!!
そしてオープニングの写真をみんなで撮るシーン+各家族の画のところにも今回から亮太君がちゃんといる!!
オープニングも凝られていて見ていて楽しいドラマです。
ほんと朔の秘密が気になりますが、来週は渉さんが親に会いに行くみたいに予告では描かれていたし、何か進展があるのかなー。
来週までまた1週間楽しみです。
ほんとこんなに毎週泣いちゃって、気づきがあって、ってドラマは久しぶりですよ。
このドラマに出会えてよかったと思いつつ感想を締めます。
今回の放送を見逃した方もフジテレビオンデマンドで過去放送を見られますよ。
1ヶ月間無料でお試しもできますよ。
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過去の回の感想はこちらです↓
⇒隣の家族は青く見える 第1話感想と主題歌 テーマは重いけれど見やすい良作
⇒隣の家族は青く見える 第2話感想 奈々&大器の妊活奮闘と朔のピュアさが際立つ
⇒隣の家族は青く見える 3話感想 不妊治療の大変さ&夫婦の絆につい涙
⇒隣の家族は青く見える 4話感想 朔&渉の関係に変化!?副音声のファンサービスも