隣の家族は青く見える第7話は各夫婦&カップルの危機が描かれていて
かなり進展のあった回に思えました!
朔の秘密暴露や渉のゲイ告白、小宮山旦那さんの
ボランティアの告白、さらには大器の妊活やめたい告白に奈々の職場での妊活
カミングアウトもありましたね。
みんな大変な場面に行き当たりつつも現状を受け入れて一歩踏み出してる、ってことで個人的に元気をもらえた回になりました。
そんな第7話の感想行きます!
過去の感想もこちらで書いていますよ↓
⇒隣の家族は青く見える 第1話感想と主題歌 テーマは重いけれど見やすい良作
⇒隣の家族は青く見える 第2話感想 奈々&大器の妊活奮闘と朔のピュアさが際立つ
⇒隣の家族は青く見える 3話感想 不妊治療の大変さ&夫婦の絆につい涙
⇒隣の家族は青く見える 4話感想 朔&渉の関係に変化!?副音声のファンサービスも
⇒隣の家族は青く見える 5話感想 朔の重大な秘密が気になる&琴ちゃん出産で泣いた
⇒隣の家族は青く見える6話感想 深キョンと高畑さんのシーンで号泣せずにいられない
隣の家族は青く見える 第7話の感想
今回はコーポラティブハウスに住む4カップル、夫婦ともにそれぞれの問題に直面する形に。
各夫婦ごとに見ていきます。
大器&奈々夫婦の場合
「子供がいたらこういうところよく来てたんだろうけどね」って言いながら1日中遊園地で遊ぶ大器と奈々。
確かに、子供がなかなかできない、っていう状態だと子供がたくさんいる遊園地にいるといろいろ考えることはあるのかもしれない、って思います。
でも、逆にうちは今は子供がまだ小さいので「遊園地で1日中なんか遊べないし、夫婦でゆっくり楽しめてうらやましい」なんて単純に思ってしまいました。
これも子供がいるからこその贅沢な悩みなのかもしれないですが、小さい子がいたらとても1日夫婦で遊んだりなんかできないし、子ども一緒だとしても子供を早く寝かさないといけないから早く帰らないと~とか、子供にお金がかかるから思いっきりゲームセンターで遊んだりできないよ~って思ってしまいます。
これこそ隣の芝生は青く見える状態なんですね。。
そしてそこからの
「もうやめない?不妊治療」発言です。
やっぱり最近いつも大器がうかない顔をしていたのは辛そうな奈々を見てるのが辛い、って言う思いがあったんですよね。
小宮山家夫婦の場合
小宮山家旦那さんがついに奥さんにボランティアの仕事をしているのをカミングアウトしますね。
その前に小宮山家奥さんは実家にお金の無心に行ってるようですが、「あなたは受験に失敗したところから人生くるってしまったから」なんてお母さんに言われていますね。。
この小宮山奥さんがこういう見栄を張る性格になったのはこのお母さんの元で育ったからななんだな、とわかってちょっと納得です。
そうなるにはやっぱり理由があるんですよね。
でもやっぱり小宮山奥さんの「ボランティアの仕事するって自分勝手。前は商社で忙しくてもお金を稼いでくれたから我慢できた」みたいなセリフが理解できないですね。
確かにボランティアの仕事をするって聞いたら不安だし、なんで?って思う気持ちは痛いほどわかりますが、そうなるには理由があるはずなんですよね。
そこをなんで聞いてあげないのかと。
旦那さんのことをATMとしか見てないのかなーと悲しくなります。
奥さんとして家を守るのも確かに大変ですが、やっぱり外に出て一日働くって別方面の大変さ、ありますよね。
うちは共働きですけどやっぱり男の人が一家を支えるように働くっていうのは女性が働くプレッシャーとは全く違うだろうな、ってよくわかるので自分はこんなこと言えないです。
というか、小宮山奥さんはあんまり外で働いたことがないからこそ言えるのかもしれないですが。。
その、仕事で大金を稼ぐにはそれだけの精神的にも肉体的にも辛ーいことをしてきてたんだ、ってことをわかってあげてほしいですが、経験しないと本質的にはわからないことだからしょうがないのかな、、と思います。
朔&渉カップルの場合
前回のケンカを踏まえて二人の家に二人のルールが貼ってありますね。
ケンカしてても電話に出る
寄り道するときは電話する
内容を見るとかわいいというか、こんなこと決めるんだ!と思ってしまうような内容ですが、婚姻という法的な縛りや安定がないからこそ、自分たちで考えてルールを作るって言ってましたもんね。
そして高卒認定の勉強を頑張る朔。
でもまだ受けることを隠してます。
「俺もわたるんにふさわしい男になるからね
そりゃ最初はバイトも首になって家賃払えなくなったからころがりこんできたけど
就職していつかわたるんと対等に付き合いたいって思ってるから。」
って言う朔。
これは前にルミが「彼の家に転がり込んだ理由も話してるの?」って問い詰めてたところの秘密ですかね。
想定してたよりも普通の秘密でよかったです(笑)
家賃払えなくなったからっていうのは結構想像つく範囲の秘密ではないでしょうか?
でもルミの言葉がよっぽど朔ちゃんには効いてたんですね。
わたるんにふさわしい男にならないと、って。
でもそうだとするとルミの言葉によって余計二人の結束は固くなるような気がしますよね。
皮肉なことですけど。
って話が横道それましたが「ちゃんと就職もしてわたるんと対等な自分になりたい」って言う朔にそこから優しくベッド座らせて「そんなことわかってる。何ムキになってるの?」の言い方優しい♡
抱き寄せ方も何から何まで優しいです。
「今のままで十分幸せって言いたかっただけだよ」っていう渉の言葉もいいですね。
はあ、甘いですね。
確かに今のままで幸せなんだな、これが続けばそれで言うことがないんだなって思いました。
突然の渉母来訪
でも、そこからの渉母突然の来訪です。
こういうはらはらする展開、見てられないですね(笑)
「朔、焼き芋買ってきたよ~」って二人とも焼き芋買ってきたのがかわいい。
そして焼き芋買ってきたって言うわたるんがイキイキしててかわいい♡
「朔、〇〇したよ~」って言うわたるんのセリフ、これまでも多いと思いますがほんと楽しそうというか朔のこと大好きなんだな~って思ってキュンキュンしちゃいますよね。
でも、お母さんに朔との関係がばれかけている、ってわかって覚悟を決めて告白する渉。
「お母さん、俺はゲイなんだ
ゲイにもいろいろいるんだよ」
「何がいけなかったの?
何が原因でこうなってしまったの?」
と嘆くお母さん。でも、この気持ちもまあわかります。
普通に結婚して普通に孫が見たい、って思うのも親心ですもんね。
「原因なんてないよ
ゲイは病気じゃないんだから
普通って何なんだろうね
普通か普通じゃないかは別として朔と恋愛関係にある
この先も付き合っていくつもりだよ
俺は正気だよ、お母さん。
自分や自分の好きな人が否定されることがこんなに悲しいって知らなかったよ
カミングアウトしてよかった」
って正直に全部話すわたるん。
そしてそれを近くで聞いている朔。
朔ちゃんも渉のお母さんには関係を認めてもらえなくても、
わたるんにはしっかり自分のこと認めてもらえて、やっぱり嬉しいんだろうなーと見ていて思いました。
前回までは一生親にはカミングアウトしないのが親孝行、って渉さんは言ってましたもんね。
相当の覚悟を持ってお母さんにカミングアウトしたはずですよね。
亮司&ちひろカップルと亮太君
この事実婚カップルも亮太君が来てからバランスが崩れ始めていますよね。
「亮司は亮太に嫌われたくないんだよ
だから必至で機嫌取ってんの
でも好かれもしないよこのまんまじゃ
欲しいもの買ってくれるだけの便利なおじさんだよ」
って言うちひろ。
核心ついてます。
というか高橋メアリージュンさん、やっぱり演技がうまいですよね。
私が大学生の頃はCamCanでモデルさんやってたイメージだったのですが、最近はこういうしっかりした演技をする女優さんになられててすごいなーって思っちゃいます。
でも、モデルさんの時は相当努力して体型キープしてたんだろうな、って今の体形も別に太くないのですが思ってしまいます。。
CamCanのモデルさんはみんな細すぎだったのです。
五十嵐家の焼き鳥でのシーン
そんなこんなで3夫婦の旦那さんがバーン!と家を飛び出して、飲みに行くことに。
こんなタイミングいいことありえない!っておもっちゃいますが、つらーいことがあってもご近所さんと仲がよかったらこんな風に「ちょっと飲みに行く?」ってできなくもないんだろうな、って思いますよね。
それで五十嵐家の焼き鳥屋で飲みながら、お互い幸せそうに見えていてもそれぞれ問題を抱えていることを確認する3人。
この飲み会、個人的に見ていてなんか面白かったです。
普段「隣の芝生は青く見える」ような、他人に隙は見せないような夫婦をそれぞれ演じているからこそ、実はそうじゃなかったってとこが見られて、初めて自分たちの素をそれぞれ出せたんじゃないかなーって思います。
それぞれの夫婦の危機の乗り越え方
亮司&ちひろカップルの場合
「仲直りしなよ
ぼくが来たせいでケンカとか困るよ。」
って言う亮太君のセリフがきっかけとなって仲直りする二人。
子供ってこういうこと、ほんとよく見てて怖いですよね。
うちも将来夫婦喧嘩を子供に仲裁されたりとかするのでしょうか、と思っちゃいます。
ちひろと一緒になることを前の奥さんに伝えたとき、
次は大事にしなさいよって言われたと打ち明ける亮司。
「それがお母さんの遺言なら守らないとダメじゃん」、って亮太君大人のセリフでびっくりでした(笑)
これにはちひろも笑ってましたね。
亮太君にはなかなか受け入れられてない、辛い状況のちひろですがやっぱり亮太君もいい子なんだなってことが端々でわかってるんですよね。
奈々&大器カップルの場合
「奈々さんはなんで子供欲しいの?」って言うちひろに、
「何でほしいかはわかんない」という奈々。
でも、それを聞いてきっとしあわせな子供時代だったんだなーって言うちひろ。
「みんながみんな子供時代が幸せとは限らないからね」って言うちひろに、やっぱりそういう過去があって子供は欲しくないのかなって思いますね。
親に優しく育てられなかったから、自分も同じことを子供にしてしまいそうで怖い、とか。(これは想像です)
この過去はそれ以上描かれないんでしょうか。
でも、ラストシーンで大器に子供が欲しい理由を奈々が言う時に、
「これって理由が見つからなかったんだけどね
初めて会ったときに俺の子供を産んでくださいって言われて
嫌な気がしなくて、そのときからこの人と家族を作りたいって思ったからなんだよね」
みたいなことを奈々が言ってました。
なぜ子供が欲しいか?っていうのは私も子供を生んだ産院で「しっかり考えてください」っていうのを病院の先生に言われましたね。
(言われたのは産む直前の夫婦で参加した母親教室でしたが)
なんで欲しいか、って言うのが夫婦で明確じゃないと、この先子育てには大変なことがいーっぱいあるから頑張れなくなる。でも、なぜ子供が欲しいか夫婦で明確なら手を取り合って頑張れる、みたいなことを先生が言われてすごく記憶に残ってます。
これは子供が欲しい夫婦はやっぱり考えるべきことなんでしょうね。
我が家の場合は、「子孫繁栄のため」という答えに落ち着きましたが。
でも、今の妊活辛くないの?って言う大器に
「辛いよ
赤ちゃんとすれ違う度なんでうちには来てくれないんだろうって思って
でもまだあきらめたくないよ
頑張れなくなったら言うから
もうやめたいって正直に言うから」
って言う奈々。
強いですよね。
辛いけどまだ頑張れる、ってところを二人で話し合えてなかったからこそのすれ違いというか、大器の「もう見てられないから妊活やめよう」発言につながっただけだったんですね。
でもこれを見て、妊活って奥さんの方が負担がかかってしんどい、って思いがちですがきちんと妻の状況を察することができる真面目な旦那さんの場合だと妻の負担を感じすぎて旦那さんの方が辛い、ってなることもあるんだというのがわかりましたね。
こういう想像は私にはこれまでなかったです。
「男の人の方が負担が軽いんだし、大丈夫」なんて思いこみは捨てて、夫婦2人で今どういう気持ちで妊活しているのかっていうのを逐一話し合うことが大切なんだろうな、って思います。
そして女の人のマンションに行ってたのはカウンセリング受けるためだった、って言う大器。
カウンセリングがマンションの一室ってどうなのー??って思っちゃいますが、まあ大器のことなので浮気の心配はしていなかったですが。
そして最後の深キョンの
「待って。ちゃんとキスして。」って言う奈々に微笑む大器が優しいですね。
ベッドに行って二人の激しいキスシーンでなぜだかちょっと泣きました。
今回は泣かないと思ってたのに、2人の気持ちがまた通じ合ってのキスだからなんだかぐっときたんですよね。
不妊治療を打ち明ける奈々
そして翌日かな?職場で不妊治療していること、休みなどの協力をお願いしたいと打ち明ける奈々。
「水臭いよ、言ってよ~」って言う上司。
もうちょっと上司なら「やる気ないならやめていいんだよ」なんて前回のセリフを言う前に、「最近なんかあった?」って聞くべきだったという突っ込みどころはありますが、理解があってよかったです。
でも心なしか?みんなの表情硬いですね。
特に女性の方の硬い表情が映ってるような。。
やっぱり同じ女性同士でも「迷惑」とかの気持ちもあるんですかね。。
そして次回予告で「妊娠してます」ってクリニックの先生から言われるシーンが!
これは何を意味しているのか…いいクライマックスになるといいですね。
ってあともう残り2回くらいなんでしょうか。寂しいです!
このドラマ面白いのであと10回くらい続いてほしいです~!
ということでここまで長文を読んでいただき、ありがとうございました。
過去回の感想もありますのでよろしければどうぞ。
⇒隣の家族は青く見える 第1話感想と主題歌 テーマは重いけれど見やすい良作
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